香りで勉強効率3倍に!?
『香り』は脳への良い刺激
勉強効率につながる集中力・記憶力は脳の活動です。
その脳を刺激することで勉強効率をアップすることができます。
その脳に対する刺激の一つとして挙げられるのが、『香り』です。
鼻から入った香りは、脳の前方にある『前頭眼窩部』で知覚されます。
そして、その刺激が視床下部に伝わり、脳下垂体を刺激します。
その結果、緊張を緩める、集中力を高める、記憶力を高めるなどの効果が得られます。
一般的な『記憶』のメカニズム
まず、人間が、物事を覚える『記憶』には、脳の『海馬』とういう部分が深く関係してきます。
少し難しい話になりますが、この海馬は脳の中にあり、勉強した内容を一時的に記憶・蓄積していきます。
ところが、一時的な記憶の蓄積では時間が経つにつれどんどん忘れられていきます。
そこで、何度も繰り返し同じことを勉強することによって、脳の海馬が定期的に刺激していきます。
これが、一般的な『復習』というやつです。
これを繰り返すことによって、一時的な記憶は長期記憶となり、海馬とは別の『連合野』という場所に保存されます。
これが、いわゆる『記憶』のメカニズムというやつです。
『香り』が記憶力に作用する理由
では、なぜ『香り』がこの記憶に作用するのでしょうか?
実は、『記憶力』を高めるには、脳の海馬を定期的にしかも直接的に刺激することが大切になってきます。
上の項で、『復習』の話を書きましたが、この行為も、繰り返し脳の海馬に『刺激』を加える作業です。
この刺激によって記憶は強化されていくのです。
この点、『香り』の刺激は海馬に直接届くため、記憶定着の手助けとなることがわかっています。
日常的に香りを嗅ぐことで記憶の精度を高めます。
これが、『香り』による記憶力向上のメカニズムです。
まぁ、香りは勉強の復習とよく似た効果が得られると言い換えることができるでしょう。
手っ取り早く『香り』で集中力・記憶力を向上させたいなら○○が便利
『香り』を手っ取り早く活用するには、精油(エッセンシャルオイル)が非常に便利です。
精油(エッセンシャルオイル)とは、植物の香り成分を抽出して、それを香り成分が凝縮した液体として保存したものをいいます。
まさか、毎日、ハーブ束や花束を用意して、『香り』を準備するなんて現実的ではありません。
ですので、『香り』を用意するには精油(エッセンシャルオイル)を使うのが一般的です。
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